吹奏楽

吹奏楽部は「会話」が大事!

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音楽をやっていて、「音で会話をする」、と聞いたことがある人は多いと思います。

ある有名ピアニストさんは、聴きに来ていただいたお客様と音で会話すると言っていました!

 

ソロで活躍されている「音楽家」方の言っているお客様とは音で会話、ということはなんとなく理解できます。

MCでもお話はすると思いますが、音を音楽に乗せてお客様に届けてお客様がどのようにその音「言葉」を感じるか、が演奏家のお仕事ですよね!

その感じているオーラを演奏者は感じて、これが会話となるのではないでしょうか。

 

 

吹奏楽をやっていて、「かけあい」のフレーズやかけあいのメロディーが出てくると、「会話するんだ!」とよく言われる人も多いのではないでしょうか?

「受け答え」と考えて、みると、同時に演奏していなければとてもわかりやすい表現ですよね。

 

吹奏楽、特に部活動で指導されている先生が「合奏は皆で会話しているんだ」と言う方も多いです。

 

 

私は吹奏楽の合奏の中で会話する、ということにはあまりピンと来ないのですが・・・

同時に全員で音を出しているときは「会話」にはならないと思います(笑)

 

なぜ吹奏楽は「会話」なのか?

私なりの考えをお伝えします!

 

吹奏楽部は人との繋がり

吹奏楽の部活では1番の理由としてはこれでしょう。

人との繋がり、人とのかかわりが切り離せないために、会話が必要だと思います。

 

同じ吹奏楽部の同級生、後輩、仲間。顧問の先生、指導に来ていただいている先生方。

いろいろな人と会話しないと意思疎通ができないですよね^^

 

また、部活動で大事なこと、「人間性向上」のためにも会話をして「コミュニケーション能力を高める」ことを求めているのだと思います。

 

本当に部活動のあるべき姿を考えている先生ならば、です。

 

ここまで考えて「会話」を伝えている先生がどれくらいいるか・・・

音楽のことだけ考えて言ってしまっていませんか?

それだとなかなか思うようには生徒は動けないと思います。

 

吹奏楽を通して、会話、音楽を通してみんなでコミュニケーションを取りたいと望むのであれば、まずは本当の「会話」が必要だと考えます!

 

会話して、それぞれの思っていること、考えていることを聞いて、否定しないで受け入れて、その上で意見を合わせていくことができれば、音楽は最短でよくなるし、楽器も上達します^^

そして、それが生徒同士でできるようになると、「コミュニケーション能力の向上」がなされます!

 

言いたいことを言って、喧嘩にならない!意見としてお互いで合わせていくことができたら、「人間性の向上」がなされます!

 

ここを吹奏楽部は、部活動は目指すべきところだと考えています。

これが社会性、ですよね?

これからの時代に合った人間育成ではないでしょうか?

 

吹奏楽の合奏の中での「会話」

合奏の中で

まず仲が良い生徒同士であればその子の音を合奏の中でも少しは気にしたりして音を聴いていると思います。

ご自分が生徒だったならと考えてみてください!

 

その子の音を「声」としてとらえると、しっかりと言いたいことを聞いていることになるので、その音「声」に合わせることも返事することもできるような気がしませんか?何か気持ちを受け取って同じように演奏しようかな、とか、ついて行ってみようかな、とか、何か思うと思います。

 

これが「合奏の中での会話」にはなりますね!

いっぱいいてもその子とだけの会話は成立しました!

 

でも、これを大人数でやろうとすると・・・

 

何人かの、みんなの「声」を聞くのは難しいです・・・

吹奏楽は大きな音になりますから余計にですね・・・

 

 

では、どうするか。

 

 

隣の人の音「声」を聴く。

吹奏楽だと隣同士は近くにいると思いますので、まず、隣の人と会話するように考えてみるとよいと思います。

同じフレーズをやっているかもしれません。

そうしたら、「同調」するような会話をするイメージでやってみると聴こえてくるかもしれません!

 

その連鎖、と考えます。

隣同士で「同調」「対話」などが生まれてきて、それが繋がりを見せ、全員が繋がるイメージを創ると・・・全員で同じ案件(曲)について「会話」しているように感じるのではないでしょうか!

 

その全員での「会話」(合奏)をお客様がどう捉えて感じていただけるかです!

お客様からの会話の返答は、拍手であったり、何か感じていただけている「オーラ」や空気感だったり、ですね^^

 

吹奏楽は指導者(指揮者)と生徒(奏者)との会話

吹奏楽部は顧問の先生と生徒との会話が必要不可欠です。

ただただ、顧問の先生がやりたいこと、こうなってほしいということの押し付けになっていませんか?

 

顧問の先生は大人で知識や経験もあり、生徒よりも知っていることは多いのは当たり前ですね。

だから生徒は言うこと聞いてやっていれば良いんだ!と思いますか?

 

知らないことは教えてあげなければいけません。ですが、その「知らない」ということも「わからない」生徒は多いです。

吹奏楽ならなおさら、楽器の知識も必要だし、音楽の知識も必要です。

吹奏楽器なら、体内側のことも知っていくでしょう。

 

色々な知識の集合で吹奏楽はできていきます。

 

知らないことがわかっていないならそこから教えてあげないといけません!

これはなかなか難しいことです。

なぜなら、指導者も生徒も「知らない」ことを「知っている」と思いこんでいるからです!

 

ここを探るためには、普段から会話をしていると見えてきたりすることが多いです。

その子、人間を理解し、何を考え何を思っているかは、会話からわかることですよね?

 

「こんな人」と決めつけないで指導者と生徒、生徒と生徒など、様々な形で「会話」することをおすすめします。

 

時間がないなら、本当に少しでも良いので声をかけてみる、だけでも違うと思いますよ!

 

吹奏楽の部活動だけの話ではなく、プロの指揮者と奏者の間にも「会話」があると、お互いによい音楽が引き出されるのではないかな?なんて思っています!

 

まとめ

吹奏楽、音楽をやる上で「会話」が必要なことをお伝えしました。

 

世界が平和になる為には何が必要だと思いますか?

私は「会話」がとても大事なのではと思っています。

それも、「相手の言葉をよく聞く会話」が必要だと思います。

 

相手の言葉を間違えて捉えずに、相手のことを考えながら話を聞くこと。

吹奏楽、音楽に必要なことですよね!

吹奏楽をやって平和な世界にする、吹奏楽人口がもっと増えて、皆が相手のことを考えながら話(音)を聞いて会話できたら、とても平和な世界(音楽)ができると信じています!

 

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