25年以上吹奏楽と関わっていますが、その中でも「生徒」として吹奏楽に関わった年数は多いです^^
小学生の時は「部活」ではなかったですが、放課後の活動だったので部活動に近い活動をしていました!
中学、高校と吹奏楽部に入部し活動しました。
大学は音楽大学なので吹奏楽は「授業」としてありました!
大学では「トランペット研究会」という、各楽器毎に研究会があり、その楽器の人で集まって演奏会に向けて毎週練習したりするものがありました!
このトランペット研究会では4年生の時は会長をやっていましたので、組織運営なども多く経験させていただきました!
ここでは中学校での吹奏楽部の経験と、高校での吹奏楽部で感じていたことを書いていこうと思います!
今でも同じ思いをしている生徒もいるかもしれませんので、参考になったらと思います!
Contents
吹奏楽部は男が少ない!?
小学生の時にすでにトランペットを経験していたので中学生になったら吹奏楽部入るかなーと、なんとなく思いながら仮入部へ行っていました。(笑)
仮入部の時にはあまりわからなかったのですが、いざ入ってみると男が少ない!
私が1年生の時の3年生は4、5人いたのですが、1つ上は2人、同級生では私とあともう1人だけでした(笑)
男が少ないこと、女子が多いことはなんとなく思っていたし、女子と距離を置くような人ではなかったので私はなんとも思っていませんでしたが。
男の子が少ない、1人だけ、という学校もあるのではないでしょうか?
ある学校の生徒で、吹奏楽部で男が1人で会話するのもあまりしないからいつも帰りのミーティング後はすぐに!1番に帰るということがありました。
同級生の女の子と会話するのが、なんとなく恥ずかしいとか、思ってしまいますよね!
中学、高校は多感な時期です。
こんな男子生徒を少しでも気にかけて、一言でも声をかけてあげる先生が多いといいなと思います。
私も、中学生の時の顧問の先生は、同級のおとこが私ともう1人だけなことを気にかけてくれて良く話をしてくれていました。
中学3年の時には、私がクラスでイジメのようなことを受けたことがあり、その時は吹奏楽部で使っている部室の鍵を渡してくれて、つらい時とか自由に使いなさいと言ってくれました(涙)
その時はどれだけ救われたか!
先生がそんなに自分の事を気にかけてくれるなんて!
と中学生ながら思い、負けていられないと勇気をもらいました!
少しの会話でも、顧問の先生との会話はとても意味のあるものとなります!
吹奏楽部の先輩は厳しい!?
中学校の時はそこまで厳しくなかった・・・と思っているのは私だけ?(笑)
違うパートの同級生は「厳しかった!」「怖かった」と言っていました(笑)
学校の伝統にもよるところがありますね!
高校は部活の推薦で入ったようなものでしたのですぐに吹奏楽部に入部しました。
トランペットパートの3年生は1人、2年生は2人いらっしゃいました。
人数少ないので、入部してすぐに演奏会には出なければいけない状況でした。
なので、パート練習に参加。
あれ?3年生の先輩が、冷たい・・・
言い方、扱いかたが2年生の先輩と違いすぎる!(笑)
いや、当時は笑えませんでした・・・
何もしてないのに!
後からわかった理由、それは、「妬み」「ひがみ」。
先輩と同じくらい吹けてしまい、焦りなどあったようです。
「1年のくせに・・・」
よくありますね!(笑) 色々な学校で聞く言葉です!
悲しいですね・・・私は悲しかったです・・・
それでも顧問の先生は私に1stをやれと言ったり(笑)
更に追い打ち!
どんどん先輩話してくれなくなっていきました(笑)
私は、「先生、やめてくれー!」と思っていましたが、言えないですよね(笑)
しょうがないので自分はいただいたパートをしっかり吹く!とだけ思いやっていました。
こう思える子はあまりいないかもしれません。
先生に辛い状況をわかってほしい!と思いますが、わかっていながらあえてそのままにすることもありますよね。
「乗り越えて強くなってほしい」と。
できる子できない子の判別を間違えないように気をつけてほしいですね!
ある学校では、それがエスカレートしてイジメになるという・・・
何年もずっと伝統的イジメがあると聞きます・・・
完全に先生が気付いていないのかな?
そんな吹奏楽部は全国大会など行っても喜ばしくないと思ってしまいます。
そんな学校が無くなるようにして行きたいです!
吹奏楽は難しい!?
どんな曲を配られても初心者はどれも難しいですよね!
楽器の演奏は簡単ではありません!
ですが、特に近年はとてもとても技術的に難しい曲が多くなってきました!
吹奏楽コンクールなんか、難しい曲はやらないと上位大会には行けないですからね・・・
それでもみんな生徒はこなしてしまいます!
私が吹奏楽部だったころに難しい曲を渡された時は、「うわ!きつそうだなー・・・でもやらなきゃいけないからやるしかない!」と思ってやっていました。
やらなきゃしょうがないからやれるようにする為に練習して生徒は上達することも良くわかります!
吹奏楽コンクールなどに向けて時間をかけて作っていける曲は少し背伸びした曲をやって生徒の上達を促進することはとても良いことだと思います。
生徒の可能性を信じているということですよね!
でも、難しい曲が配られた時はメンタルでのサポートも必要です。
私も結構シンドイ時ありました。
生徒が「自分でもできる」と感じられる声かけがあると良いですね!
どうしても難しい時は分担をすると生徒の気持ちは楽になります^^
先生も「やらせる」ような指導になりにくくなると思います!
まとめ
生徒の時に感じていたことはまだまだいっぱいありますが(笑)
私が経験した良いこと、嫌だったこと、少しでもシェアをし、同じ嫌な思いをする生徒がいなくなることを願います!
特に人間関係は、多感な時期には必ずトラブルや問題が起きます。
それは吹奏楽部の顧問の先生だけでなく学校現場に携わる方ならよくわかっていることだと思います。
ですが、それをしっかりと見て問題解決の為に行動する先生も少なくなっているように感じます。
時間が解決することはとても多いです。
中学、高校は3年間と決まっているので、学校を出てしまえば終わることばかりですが、生徒の成長の為に、「吹奏楽」をやるだけでなく、しっかりと問題解決を生徒と共にやる先生が増えるようにしていきたいと思います!