吹奏楽

吹奏楽 楽器上達のポイントは「自己肯定感」

投稿日:2020年1月24日 更新日:

今回は「自己肯定感」というものについてお話します。

吹奏楽部の活動の中でなかなか上達しない生徒はこの「自己肯定感」が低いことが1つ原因かもしれません。

まず「自己肯定感」というものはその名の通り自分自身を肯定する気持ちのことです。

そのままの自分を認めてあげられる、受け入れられることですね。

他者との比較で感じるものではありません。

日本人は外国の人よりも高い割合で自己肯定感は低いようです。

謙虚な日本人だからこそ低くなっているのかもしれませんね。

 

指導者として知っておきたい吹奏楽部で自己肯定感が低い人の特徴

自分は上手い!と思っていることが全て自己肯定感が高いというわけではありません。

自己肯定感が低い人は

〇他人の目を気にしすぎる

〇本気で取り組んで失敗したら恥ずかしいからなんでもそこそこしかやらない。

〇いい人を演じる

〇完璧主義

〇他人を褒めるのが苦手

〇自身を持てなく不安感がいつもある

〇他人をよく批判する

〇自慢話が多い

〇怒りっぽい

〇他人からすごいと思われたい、言われたい

もっとありますが、このような特徴があります。

自己肯定感の高い人は褒められた時に素直に喜び、相手にありがとうと言えます。

逆に低い人は素直に喜べず疑います。

 

怒られた時も、自己肯定感の高い人はあまり落ち込まないで自分のミスを認めて自分を高めるために必要なことなんだと受け入れられますが、低い人はものすごく落ち込んだり自分はダメなんだと感じてしまいます。

ミスはダメだ!と自分を叱ったり、相手を疑います。また、逆ギレをしたりします。

 

中学生、高校生で多くないでしょうか?

 

吹奏楽で自己肯定感を上げる方法

若くなくても多いかもしれません。

私がまさに、自己肯定感低い人でした。

「でした」と言えるのは最近は自己肯定感が高まってきているからです。

ミスした時に落ち込むことが少なくなり褒められた時に素直に嬉しく受け取ることができるようになりました。

 

自己肯定感の高め方は色々あります。

私の場合は自分をダメな人と思いすぎていたため、なぜダメだと思ってしまうかを自分の心と、時間を取って会話しました。

また、完璧主義な為にその日決めたこと、練習内容や普段の生活の中でも全てきっちりと完璧に終わらせないとダメだと思っていたところを、

たとえば、掃除をするなら掃除機を手に持つだけでもOKとしてあげることから始めました。

練習内容も「これを10分やるだけでいい」としたりすることにしました。

 

少しずつ自分を許してあげて行きました。

また、色々な人の考え方を吸収しようと色々な本を読み始めました。

できる、できないで物事を決めるのではなく、やるか・やらないかで決めて動くことをしました。

 

指導でも音楽でも後悔したくない

人生において亡くなる直前に後悔することのトップ20の中に

「他人がどう思うかなんて気にしなければよかった」

「もっと他人のために尽くせばよかった」とあるそうです。

後悔したくないなと思い自己肯定感を少しずつ高めるようにと、今も行動しています。

大人の方で私と同じような方はぜひ少しできたことを自分で認めてあげてください!

 

 

吹奏楽部の生徒、上達しないのは自己肯定感の低さから

吹奏楽部の活動の中でなかなか上達しない子の1つの原因かもしれないとお話しましたが、

やる気が見られないなどの原因も「自己肯定感」の低さから来るものだと思われます。

自己肯定感が低くなる原因は小さいときの家庭での教育と学校教育にあるそうです。

価値観が作られる時期に受ける影響が大きいとのこと。

指導者次第ということですね。

 

子どもの頃に褒められたり認められたりすることが無かったり、自分で挑戦したいことを自分で決める機会が少なく親が決めて来たために他人依存になってしまっていたりするようです。

外国の人よりも自己肯定感が低い人が多い理由が日本の教育の場の問題だとわかりますね。

 

指導の仕方の違い

たとえば、指導者の言うことしかやれなかったり、できない理由は、他人にどう思われるか気になるから自分の考えで行動できず、失敗したら恥ずかしい、イヤだから指導者の言うことだけやっていれば失敗してもその指導者のせいにすることができるため依存する。

「先生がこう言っていたので」

「先生に言われたから」

などの発言をすることがありますね。

自分が思っている意見と違うことや注意されたことに対してムカついてしまい、言ってきた人を批判し自分が合っているとしたがる。

何を言っても「でも」「違うと思います」などの発言があり、自分の考え方が正解だと”思わせたくて”反発し周りに認めさせようとする。

このような言動をする生徒を多く見てきました。

 

吹奏楽部の生徒への指導方法

私が行ってきた方法や学んだ方法をお話していきます。

まず生徒を褒めることをするようにします。

ただ褒めるではなく、その子なりに努力してきていることを見つけてそこを褒めることです。

そして、その子の良いところを見つけて、良いところを強みとして理解してもらうようにすることです。

「あなたの良いところはこれだよ」

「他の人には普通にできないことでもできている、〇〇があなたの強みだよ」

「この強みがとても素晴らしいからこれをもっと伸ばしていこう」

自分を認めてあげる、受け入れることに繋がります。

 

自己肯定感の指導も少しづつ

自己肯定感の低い人はいくら演奏がよかったよ!など良いことを言われようともすぐに素直に受け取れません。

それはしょうがないことですのでその場ですぐに受け止められなくても指導者側が伝え続けることが重要です。

押し付けにならないようにですが。

これは演奏の面から良いところを伝えても良いですし、性格や行動面から伝えても良いです!

人によって認めてほしいと感じていることは違うからですね。

指導者の方が本心で伝える事がもっと重要です!

もし良いところが伝わらなければ、あなた自身があなたの良いところを受け入れられていないかも?

 

まとめ

生徒は鏡です!

自己肯定感の高い指導者は褒めることを素直にできて、相手にありがとうと言えます。

「上手く言えなかったな…」とものすごく落ち込んだりする指導者や「良いところ言ってあげてるのになんでわからないかな!」と思ってしまう指導者は自己肯定感が低い状態にあります。

伝わらないことがあれば、自分自身の自己肯定感を見つめなおしてみてください。

 

自分自身を認めてあげるために自分の強みを3つで良いので考えます。

自分を特徴付ける強みです。

これだけで良いのでまずあなたが考えてみて、自分自身の良いところ強みを受け止めることができてから生徒に良いところを伝えてみると効果がガラリと変わります!

ぜひ試してみてください!

 

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