吹奏楽

吹奏楽部はどんな部活?

投稿日:2019年5月6日 更新日:

 

 

 

皆さんは「吹奏楽部」という部活にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

 

 

文化部なのに運動部みたい、とか(笑)

 

 

この記事を読まれている方は吹奏楽部経験者の方が多いかとおもいますが、ご自信の経験から共感していただける内容もあるかと思います!

 

 

まだこれから入部を考えてる!と言う人には参考になればと思います!

 

 

 

 

 

Contents

吹奏楽部は運動部みたいに厳しい?

吹奏楽部はとても厳しい部活だ、というイメージは強いと思います。

 

 

なぜそのようなイメージになってしまうのでしょうか。

 

 

 

 

 

1.吹奏楽部は休みが無い。

練習は毎日やらないと上手くならない!という、誤った考えが広く浸透し、「1日休んだら3日分の遅れになる!」とよく言われます。

 

 

これを真に受けている先生方が多いため休みが無くなるのかな?と思います。

 

 

1日やすんだからヘタになるとか無いですから大丈夫です(笑)

 

 

中学、高校は定期試験前は演奏会が入らないかぎりしっかりと休みになります。テスト期間含めると10日くらいになるかと思います。

 

 

夏休み、冬休みも、コンクールやアンサンブルコンテストの時期なので少ないかもしれませんが、数日は休みがあるところも多いです!

 

 

春休みは、3月終わりに定期演奏会を行う学校も多いので、3月31日に演奏会があると、次ぎの演奏は4月の入学式に向けて練習しなければいけないのでお休みは少ないかもしれません。

 

 

吹奏楽部はたしかに運動部並みに休みは少ない部活ですが、その分部員の仲間と一緒にいる時間が長く、絆が深まり、一生の友達友達ができたり、親から離れ自立できたりと良いことが多いと思います!

 

 

 

 

 

2.吹奏楽部は上下関係が厳しい。先輩が怖い。

運動部のように先輩にはちゃんと挨拶しなければいけない、指導してくれる先輩が怖いのではないか、というイメージもありますね!

 

 

学校によると思いますが、上下関係が「厳しすぎる」学校は今は少なくなっている印象です!

 

 

たしかに、先輩に挨拶はします。社会に出て仕事し始めたら、目上の人に挨拶はしますよね^^この常識を教わっているのだと思ったら厳しいことではないと思います!

 

 

指導をしてくれる先輩が怖いかもしれない!というのも人それぞれだと思います(笑)

 

 

言い方がきつく聞こえる人もいれば、優しく聞こえる人もいるし、その先輩にとっては厳しいつもりもないこともあります!

 

 

演奏に対して、本気で良い演奏をしたい!と思ってがんばる先輩を見ると厳しいときもあるかもしれませんが、「どこに向かってやっているか」の想いが同じであれば、この時の厳しさは怖いものではなくなりますね!

 

 

先にもお伝えしましたが、最近はどの学校を見ていても先輩が厳しすぎるような学校は少なくなっている印象です。

 

 

とても後輩を思いやる生徒が増えて、プライベートでも仲良くなって一緒に出かけるということも多く見られます^^

 

 

どの学校の生徒も、体育会系のノリは時代と共に薄れてきていますので、「先輩厳しい」「先輩怖い」のイメージは持たなくてもよいのでは?と思いますね!

 

 

 

 

3.吹奏楽部は先生が怖い、厳しい

これもよくあるあるですね(笑)

 

 

たしかにとても厳しく指導される方は本当に多いと思います。

 

 

自分の先生も当時は厳しかったです(笑)音が出ない、調子が悪いと叩かれましたからね・・・

 

 

運動部みたいに罵声が飛ぶ!今でもありそうですねー・・・

 

 

ありそうというのは、「昔は」どこの学校も普通だった、そんな先生が大半だったので、何年も先生をやられていて今でも現役でやられている先生でやり方を変えずにやっている先生が多い、とうことです。

 

 

そのやり方で全国大会まで行っているのだから、これでいいのだ!ということだと思いますが、その場面を吹奏楽を知らない人が見たら「脅迫」や「抑圧」、「人間否定」と捕らえれてもおかしくない言い方をする先生も多いですよね(笑)

 

 

そんなイメージが全国共通になってしまって、吹奏楽部を経験していない人からは「特別な」部活に見えてしまうのだと感じます。

 

 

押さえつけるような言葉の言い方しなくても生徒は上手くなります!

 

 

先生があまり良くない言葉遣いをしていたら生徒も同じ言葉を使うようになり、よい人間性が育たないと思っています。

 

 

言い方が厳しい先生ばかりではありませんが、現状はまだまだ多いと感じます・・・

 

 

「イヤな言われ方をしてとても傷ついた」となったら大人や周りの人に相談してください。一人でモヤモヤと抱え込んでしまうと良いことはありません。

 

 

また、「いつもいつも自分ばかり・・・」とか、「やっぱりもうやっていけない」となったら辞めることも考えたほうが良いと思います。

 

 

それは「逃げ」でも「根性無し」でもありません。

 

 

部活動は強制されてやるような物ではないです!

 

 

自分がやりたいから厳しいのも耐えられるのだと思いますが、行きすぎた時、自分の心の中が溢れてしまったら辞めてもいいのです。

 

 

「いつでも辞めることができる」ことが部活動の本来の姿なので、本当につらくて辞めたいと思ったら自分の為にそこから抜け出しましょう!

 

 

 

 

4.吹奏楽部なのに運動するの?

吹奏楽部では体力づくりの一環で運動部が練習しているのと同じように校庭を走ったり、腹筋、背筋、腕立て、と・・・やってました!(笑)

 

 

今では楽器を吹くのにそのような筋肉があまり必要ないといわれたりしていますのでほぼやっている学校は少ないのではないでしょうか!

 

 

平成初期はやっている学校はいっぱいありましたねー。

 

 

毎日続ければそれなりに体力はつくと思うので全く意味が無い、とは思いません。

 

 

吹奏楽部でも、マーチングやステージドリルを取り入れる学校は必要かもしれませんね!

 

 

筋力も、吹奏楽器を演奏するのに必要な分があれば十分だと思うので、過度に筋トレも必要ないと個人的には思っています!

 

 

鍛えたい!と言う人はやってください(笑)

 

 

ですが、その鍛えた筋力だけで楽器を持ったり演奏したりしようとすると上手くいかないことも出てくると思うので、気をつけていただきたいなと思います!

 

 

 

 

まとめ

まだまだありますが、今回は運動部みたいなイメージからのお話をさせていただきました!

 

 

練習日が多いのはしょうがないことですね!休みは必要ですが、練習もしっかりとやっていかないと上手くならないですからね!

 

 

厳しいと感じるところは人それぞれですよね!

 

 

その「厳しさ」が自分の中で耐えられないのはしょうがないことです。

 

 

それに対して「根性が無い」とか「逃げるのか」とか、そのような言葉はあってはいけないと思っています。

 

 

それは一昔前まではそれでよかったかもしれませんが、今は時代が違います。

 

 

今悩んでいる方がいたら、「何のためにやっているのか」を自分に聞いてみてください!

 

 

吹奏楽部に入ろうかと迷っている方は、「厳しさ」をしっかりと見てから入部されると良いと思います!

 

 

参考になれば嬉しいです!

 

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