2019日本吹奏楽指導者クリニック、通称バンクリ!!行ってきました!
静岡県浜松市にあるアクトシティ浜松が会場です!
吹奏楽の指導者、マーチングの指導者、小学校の先生から高校大学の先生、プロ奏者や学生などなど、吹奏楽の指導に関わる方だけでなく幅広いジャンル、年齢の方がいらしてました!
初めての参加でしたが、これまで参加したことのある方々に聞くと、今年は演奏会がとても多く参加者も多かったとのこと!
50回記念ということもあって参加者が多かったりスペシャルな演奏会が多かったのかもしれませんね^^
素晴らしい演奏の数々。講座も中学生以上が対象のものや吹奏楽についてだけでなく、小学校の吹奏楽に関することやマーチングの指導法、指揮法やジャズのアドリブ講座、楽器別の演奏法講座などなどとても多くありました。
その中で私が見た講座や吹奏楽の演奏、ビッグバンドの演奏など、上手くはありませんが言葉で書いていこうと思います!
1日目は、まずオープニングコンサート、柏市立柏高等学校の演奏、その後すぐに講座が始まり、バンドスタディⅠ吹奏楽の指導とは?、次に初めての吹奏楽指導ライブラリー編、指揮法について少しだけ見てからアメリカ海兵隊バンドの演奏!
最後に大交流会という流れでした!
順に書いていこうと思います!
Contents
オープニングコンサート 柏市立柏高等学校吹奏楽部
まず1日目最初のコンサートは、吹奏楽コンクール全国大会常連、吹奏楽では知らない人はいないと思われる学校の1つ、柏市立柏高等学校でした!
展示イベントホールという場所で、とても広い会場を、全員で会場全体を使い演出、演奏していました!
会場真ん中で先生が指揮をしているとはいえ、かなり離れた場所での演奏になっているのもかかわらず迷いなくそれぞれが演奏し、大幅にずれるようなこともなく演奏されていました。
ドリルの形だったので暗譜です。暗譜での演奏はファイナルコンサートでの北斗私立上磯中学校もでした。
暗譜の意義はとても大きいと思います!
暗譜なので曲の流れはもちろん、どうやらなければいけないかが個々でわかって演奏できているからこそ遠く離れていてもできることなのかなと思います!
宇宙をテーマにドリル演奏、その後途中から全員がステージへ上り立奏、立てひざでの演奏などでこの日の為に書き下ろされた保科洋さん作曲のファンファーレを演奏。
~吹奏楽指導者クリニックのために~という副題がついていました!
その後は 柏らしいポップスの演奏!吹奏楽でのポップス、歌、踊りを多く交えての企画でした。
気になってしまうのは、パート毎に前列に出てきて演奏をする際に、くねくねと動くあの動き・・・音楽とは合っていない動きのため違和感は感じてしまいましたが(笑)これも演出で、見ている人に楽しんでいただくために考えてやっているのでしょう!
人それぞれに意見はあるかと思いますが、生徒が自分達で考えての演出でしたらよいなと思います!演奏中の笑顔があまり見られなかったので・・・
自分が学生の時に見た印象はもう少し笑顔が多かったように感じていましたが・・・みんな疲れてしまっていたかな???
創部42周年とのこと。創部当初からの顧問をされている石田先生の努力と苦労は大きなものだと思います。伝統を築いてきたのですから!
人としてはいろいろな意見があるのはわかりますが、ここまで柏高校吹奏楽部を大きくし、演奏も全国トップ、唯一の柏サウンドを作り上げた功績は大きいです。
合奏指導ではとても厳しい様子。テレビなどでも流れていましたね!
厳しく怒鳴ったり怒ったり、という厳しさ、そのような指導方法は私のやり方とは違いますのでおススメはしませんが、本などで見るととても素晴らしいお考えで吹奏楽をやっていらっしゃる様子。
柏高校吹奏楽部の秘密、までは書いていませんが、ご興味ある方は本を読まれると考え方の参考にはなるのではないでしょうか!
演奏会の感想としては、さすが柏。お家芸を見ているような感覚で見れました!
バンドスタディⅠ 吹奏楽指導とは?
市立柏高校吹奏楽部の演奏で幕を開けた吹奏楽指導者クリニック。
ここから各講座が開催されました。
同じ時間に色々な講座が行われるので全ては見れませんが、私はその中で、初めて参加の方はまずこの講座からと書いてあった、吹奏楽指導とは?という講座を見に行きました。
この講座ではバンド指導の仕方、技術面の指導の仕方や合奏でのやることなど基本のお話を、この吹奏楽指導者クリニック代表の小澤俊朗さんが講師としてお話されていました。
本当の基本、吹奏楽部などの指導を初めてやられる方やこれからやろうとしている方向けのお話でした!
基礎知識や個人の基礎練習ではこうゆうことを気にしながらやる、とか、合奏でやること、基礎合奏で主にやることが多くお話されていたように感じました。
その後楽譜の見方や音楽の作り方を、ここでは細かにお話していると時間が足りないよなーと自分は思っていたのですが、やはり細かいことではなく、合奏の流れや基本の理解しておくことの説明ような雰囲気でした!
しかしそのような「基本のやり方、考え方」を知りたい人は多くいたと思われるので最初に聞ける講座としてはとてもよいと思いました^^
その後の講座で基礎合奏の合理的なやり方などがあったので、深く知りたい方は行かれたと思います!
私は次ぎは「初めての吹奏楽指導ライブラリー編」という講座へいきました!
初めての吹奏楽指導ライブラリー編
次ぎの講座は後藤洋さんが講師の「初めての吹奏楽指導ライブラリー編」を受講しました!
この講座では吹奏楽に必要な「ライブラリー」、楽譜について、新しい曲などの紹介もしていました!
特に、用意しておくべき「スタンダード」な曲というこのお話で、常に用意しておいてすぐにできる曲、吹奏楽を知らない人でも楽しめたり式典や各種行事ですぐに使える曲を「スタンダード」と定義しお話されていました。
無理に難しい曲や難しく吹奏楽に編曲されたものをつかわなくても十分聞ける曲の紹介をされていたのはとてもよかったです。
簡単な曲は聴き映えしないのではないか、と思ってしまいますが、そんなことはないよ、と教えていただきました!
色々な物事、記録を残すことは大事だと思います。
曲、楽譜についても記録を残しておくと後から自分でどのようなところが難しいか、どの楽器が難易度高い、低い、演奏時間、曲調などなど見れて次に迷ったときに見直せるというお話がありました。
たしかに!これはよいアイディア!曲名だけでなく、色々な情報があるとまたやるときに感覚だけでなく決めれますからね!
聴衆の反応なども書いておくと演奏会でやれるかも検討できますね!
新しい曲についての紹介では海外作曲家の作品多く紹介していました。
この理由は、海外の曲には0.5から6までのグレードがしっかりと確立されて表記されているため、吹奏楽団にあったレベルのものが探しやすいというのと、教育的配慮がなされているものが多くあるため、ということでした。
日本人作曲家の曲にもグレードの表記はありますが、日本の曲の表記のグレードは必ずしもそのグレードではないことが多いです。
グレード3と書いてあったのにトランペットの音が高すぎる!なんてこともしばしば。
なので海外のグレード表記はとても参考になります!
音源を聴いてみるとダサく感じてしまったりもしますが、実際に音を出したりすると違う印象を受けたり、しっかりと「鳴って」くれたりするものが多いと私は思います!
私はオーケストラも振っていて、そのオーケストラも人数がとても少なくなってしまたの、今回の曲の選び方はとても参考になりました!
まとめ
まずは1日目の途中まで書きました!
1つの講座から多くのことを連想させてもらえる内容だったと思います。
この後はスペシャルコンサート、「アメリカ海兵隊バンド」の演奏!
その後、大交流会!(飲み会)笑
それは次ぎのブログで・・・